週刊ヤングジャンプで2014年から2022年まで連載されていた野田サトルの漫画「ゴールデンカムイ」。
アイヌ文化や北海道の自然、そして個性的なキャラクターたちによるサバイバル要素が魅力の作品として、多くの読者から高い評価を受けています。
2018年にはアニメ化されて2026年3月に完結、2024年には実写映画化もされ、観客動員210万人・興行収入29.6億円を突破する大ヒットを記録しました。
2026年には続編が公開中です。
しかし、一方で「ゴールデンカムイはパクリではないか?」という声がたびたび話題になります。
過去の有名漫画と似ているキャラクターや設定、演出など議論が続いてきました。
この記事では、「ゴールデンカムイ」がパクリだと言われる理由やその作品について深堀りします。

- 「ゴールデンカムイ」がパクリと言われている理由を知りたい人
- 「ゴールデンカムイ」に似ていると言われる作品を知りたい人
- 『ジョジョの奇妙な冒険』や 『シュマリ』 との共通点が気になっている人
「ゴールデンカムイ」がパクリといわれる作品まとめ!
「ゴールデンカムイ」がパクリだと言われる作品は下記の通りです。
- ジョジョの奇妙な冒険
- シュマリ
- 銀魂
これらの作品はいずれも日本を代表する人気漫画であり、今なお高い評価を受けています。
ただし、こうした共通点の多くはジャンル特有の表現である場合も多く、「他作品の影響」や「オマージュ」として捉えられることも珍しくありません。
1つずつ順番に見ていきましょう。
本記事はネタバレを含む場合がありますので、ご注意ください。
「ゴールデンカムイ」が『ジョジョの奇妙な冒険』のパクリと言われる理由
「ゴールデンカムイ」がパクリと言われる作品として、特に多く挙げられるのが『ジョジョの奇妙な冒険』です。
『ジョジョの奇妙な冒険』は荒木飛呂彦による長寿漫画で、世代ごとに主人公が変わり、「ジョジョ」というあだ名主人公(一族)が敵との因縁に立ち向かっていくバトル漫画です。
シリーズ累計1億部超えの世界的ヒット作品で、多くの読者に愛されている作品といえます。

理由① 主人公「杉元佐一」と「空条承太郎」の見た目が似てる
『ジョジョの奇妙な冒険』との類似点で特に指摘されることが多いのが、主人公の見た目です。
「ゴールデンカムイ」の杉元佐一は髪の色は黒で服装は軍帽とマフラーをしており、トレードマークといえる軍帽は温泉に入るときも脱ぐことはありません。
顔に傷はありますが、美形として扱われ、大柄な体格をしています。
一方、『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の主人公・空条承太郎はまだ高校生ですが、非常に体格が良く、学帽に学ランを身に着けています。
学帽は常に身に付けていて、髪と一体化していると言われることがあるほどです。
登校時には多くの女性から話しかけられるほどモテていることが分かります。
わかしジョジョ3部のスピンオフだと思った方も多いのではないでしょうか。
理由② 「オラオラ」と「俺俺」などコマやセリフが似てる
「ゴールデンカムイ」は『ジョジョの奇妙な冒険』とセリフやコマなども似てるといわれます。
特に挙げられるのは『ジョジョの奇妙な冒険』第1部の波紋カッターの効果音「パパウパウパウ」に似た効果音「パオパオパオ」が登場したり、
3部の主人公、空条承太郎の代名詞とも言える「オラオラ」に似た「俺俺」を披露したことがあります。
このような、所々に見られる『ジョジョの奇妙な冒険』に近い表現からパクリではないかと言われています。



いきなり俺俺が始まってオラオラを思い出したのは私だけではないはず。
「ゴールデンカムイ」が『シュマリ』のパクリだと言われる理由
「ゴールデンカムイ」がパクリと言われる作品として、『シュマリ』も多く挙げられます。
『シュマリ』は1974年から1976年まで「ビッグコミック」で連載された手塚治虫による作品で、明治初期の北海道を舞台とした漫画です。


『シュマリ』との類似点で特に指摘されることが多いのが、物語の舞台設定です。
「ゴールデンカムイ」は明治時代の北海道を舞台に、過酷な自然環境の中で金塊を巡るサバイバルが描かれています。
一方で『シュマリ』も同じく明治初期の北海道を舞台にしていますが、目的は人探しです。
その後、五稜郭の軍用金を手に入れたところから物語は大きく動き始めます。
また、両作品の共通点としてアイヌの存在があります。
「ゴールデンカムイ」の杉元の相方であるアシㇼパはアイヌ人であり、物語全体を通してアイヌ文化がリアルに描かれています。
シュマリという名はアイヌ語で狐であり、シュマリはアイヌ側に重きをおいていることが分かります。
このように、アイヌという存在は両作品においても大きいものであることは共通点として挙げられるでしょう。
なお、作者の野田サトル先生は手塚治虫公式サイトのインタビューで
『シュマリ』は読んだことありませんでした。類似点があるのは後で知ったことで、北海道の面白いネタを集めたらいくつかカブった程度にしか考えてません。
とコメントしており、意図的な模倣ではないことを明言しています。



50年前にパクリとも言われる作品を作った手塚治虫もすごいですよね。
「ゴールデンカムイ」が『銀魂』のパクリだと言われる理由
「ゴールデンカムイ」がパクリと言われる作品として、『銀魂』も多く挙げられます。
『銀魂』は2003年から2018年まで少年ジャンプで連載された空知英秋の漫画です。
江戸時代をベースにした架空世界でギャグとシリアスを融合させた作風が特徴の人気作品です。
アニメ化だけでなく、実写映画化されて大ヒットしています。


『銀魂』とはノリが近いという風に言われます。
「ゴールデンカムイ」では、命のやり取りが行われるシリアスな展開がメインですが、突如としてコミカルなギャグシーンが挿入されることがあります。
一方で『銀魂』も、重いストーリーがたまにありますが、基本的にギャグがメインの漫画です。
笑いのノリが似ていると言われることが多いのですが、シリアスな話がメインの「ゴールデンカムイ」とコメディメインの『銀魂』では作風が大きく違うとは思います。
「ゴールデンカムイ」がパクリと言われることに対するSNSの反応
「ゴールデンカムイ」については、SNSでもさまざまな意見が投稿されています。



ジョジョからの影響は無意識のうちに受けていそうな感じはしますよね。



ゴールデンカムイと銀魂の両方を読むと、なんだか似ていることが伝わると思います。



世界観が似てるという点では仕方がないと思います。
「ゴールデンカムイ」はジョジョ空条承太郎に似てるだけの漫画ではない!
「ゴールデンカムイ」がパクリと言われる理由には、過去の作品との共通点がいくつか見られることにありました。
具体的には、下記の作品です。
- ジョジョの奇妙な冒険
- シュマリ
- 銀魂
キャラクターの見た目や演出、舞台設定などに共通点があることから、他作品を思い出すという声が聞かれます。
もちろん、これらはジャンルや時代背景による影響とも考えられ、必ずしも同一のものとは言えない部分も多くあります。
それでも、アイヌ文化を知るには「ゴールデンカムイ」を読むのが1番と言われるほど、その描写の信頼性は高く、映画化のヒットからもその人気は誰しも知るところでしょう。
物語は完結したものの、作品としての評価はこれからもずっと続いていくと考えられます。

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