2023年からWEBコミックガンマで連載されている「獣王と薬草」。
かつては最強の魔族であった獣王のガロンと、未開拓のダンジョンで出会った冒険者のティナの2人が魔獣たちの治療をしながら旅を続ける物語です。
しかし、一方で「獣王と薬草はパクリではないか?」という声がたびたび話題になります。
過去の漫画作品の設定や世界観が似ていると言われ議論されてきました。
この記事では、「獣王と薬草」がパクリだと言われる理由やその作品について深堀りします。

- 「獣王と薬草」がパクリと言われている理由を知りたい人
- 「獣王と薬草」に似ていると言われる作品を知りたい人
- 『ダンジョン飯』や 『葬送のフリーレン』 との共通点が気になっている人
「獣王と薬草」がパクリといわれる作品まとめ!
「獣王と薬草」がパクリだと言われる作品は下記の通りです。
- ダンジョン飯
- 葬送のフリーレン
これらの作品はいずれも日本を代表する人気漫画であり、高い評価を受けています。
ただし、こうした共通点の多くはジャンル特有の表現である場合も多く、「他作品の影響」や「オマージュ」として捉えられることも珍しくありません。
1つずつ順番に見ていきましょう。
本記事はネタバレを含む場合がありますので、ご注意ください。
「獣王と薬草」が『ダンジョン飯』のパクリだと言われる理由3選
「獣王と薬草」がパクリと言われる作品として、特に多く挙げられるのが『ダンジョン飯』です。
ハルタで2014年から2023年まで掲載されていた九井諒子の漫画で、レッドドラゴンに食べられた妹ファリンを助ける為に、主人公のライオスが所属する冒険者パーティがモンスターを食べながらダンジョンの奥を目指すグルメファンタジーです。
2014年にアニメ化され、作中で作られたレシピが度々再現されて話題になりました。
理由① 魔獣・魔物を専門的に深堀りする設定が似ている
『ダンジョン飯』との類似点で特に指摘されることが多いのが、物語の舞台がダンジョンの中という設定です。
「獣王と薬草」では獣王のガロンが魔獣を治療する過程で生体や症状等の原因を事細かくリアルに描いています。
『ダンジョン飯』ではダンジョン内に住む魔物を食材にして調理する際に生体構造を深堀りしている点が魅力です。
魔物を倒すべき凶悪な敵として描くだけじゃなく、魔物の生態系を詳細に描いている点が共通しています。
調理と治療を描きながらも魔物の生体を専門的に掘り下げていく物語の構成が、ファンタジー世界でありながらリアルに表現されています。
わかし魔物を討伐対象としてではなく違う視点から捉えている作風が『ダンジョン飯』を連想させる要因の1つと言われています。
理由② ダンジョンから始まる旅の展開が似ている
また、『ダンジョン飯』とはダンジョン内のモノを利用するという点でも似ていると言われることがあります。
「獣王と薬草」ではティナとの出会いの際に未開拓のダンジョンに生えている薬草で調合したり、魔獣の習性を利用したりして治療しました。
『ダンジョン飯』でも迷宮内で仕留めた魔獣をその場で捌き調理する現地調達スタイルが作品の最大の特徴です。
ダンジョンの環境に適応して自給自足の形をとり、旅を進める展開が似ていると言われます。
本来は迷宮であるはずのダンジョンの物資(資源)を活用するために主人公達が試行錯誤したりアイディアを出したりして解決していく過程が共通です。



「獣王と薬草」はダンジョンを起点に物語が進み、『ダンジョン飯』はダンジョンそのものが舞台となっています。
理由③ 専門的で本格的な技術を使う点が似ている
『ダンジョン飯』との類似点としてファンタジー作品でありながらも専門的な知識を使う点が指摘されます。
「獣王と薬草」では獣王のガロンが魔物の生体を医学、薬草等の専門的な視点から治療していくことが物語のテーマです。
『ダンジョン飯』では魔物の体の仕組みを理解し、適切な調理方法や調理技術を使ってご飯を作りダンジョン内を旅していきます。
「獣王と薬草」では医学と薬学、『ダンジョン飯』では調理の専門知識を使った展開が類似しています。
ファンタジー作品でありながら魔法や魔術で解決するのではなく、現実でも活用出来るような方法を使って解決していく過程が似ている点です。



知的なロジックを使ったファンタジーという作品の雰囲気が似ています。
「獣王と薬草」が『葬送のフリーレン』のパクリだと言われる理由
「獣王と薬草」がパクリと言われる作品として、『葬送のフリーレン』も多く挙げられます。
週刊少年サンデーで2020年から連載中の原作山田鐘人、作画アベツカサの作品です。
長寿のエルフの魔法使いフリーレンが、かつての仲間である勇者ヒンメルの死をきっかけに再び人を知る旅に出かける物語です。
2022年にアニメ化され、2027年には第3期が放送されます。


理由① 人間と魔族が旅を通して理解していく展開が似ている
『葬送のフリーレン』との類似点で特に指摘されることが多いのが、魔族(魔獣)と人間が徐々に分かり合う展開です。
「獣王と薬草」ではかつて最強と呼ばれた獣王のガロンと人間の魔法使いティナが旅をしながら傷ついた魔物達を治癒していきます。
『葬送のフリーレン』では魔法使いでエルフのフリーレンが旅を通して人間とは何かを知る事を目的としています。
相容れない存在として魔族(魔獣)の生体や心理に迫るような描写が共通点です。
違う種族同士が旅の道中で理解しあい、少しずつ距離感が縮まっていくドラマ的展開が似ていると言われるポイントの1つです。



静かで温かみのある空気感が『葬送のフリーレン』を連想させると思います。
理由② 美しいファンタジー世界と激しいバトルの描写が似ている
また、『葬送のフリーレン』とは物語の綺麗な世界から一転した激しいバトルが繰り広げられるという点でも似ていると言われることがあります。
「獣王と薬草」では未開拓のダンジョンや大自然の描写が丁寧に描かれていますが、戦闘や魔獣のトラブルになると激しいアクションになり戦略を立てて戦闘します。
一方『葬送のフリーレン』は基本的にはゆったりとした旅路と人物達の心理描写を描きながらも戦闘シーンではハイクオリティな魔法戦を見せつけます。
普段の旅のシーンと、戦闘時のメリハリある構成が似ている点です。
戦闘は派手でありながらも世界観は静寂もある美しさが物語を引き立てています。
『葬送のフリーレン』と「獣王と薬草」も知略を尽くした戦いで形勢逆転劇が見せ場です。



ファンタジーの雰囲気が綺麗で情緒的な作風が似ていると思われます。
「獣王と薬草」がパクリと言われることに対するSNSの反応
「獣王と薬草」については、SNSでもさまざまな意見が投稿されています。



『葬送のフリーレン』に似た雰囲気を感じ取る読者がいます。



似た世界観にハマる人は多いと思います!



『葬送のフリーレン』作者の山田鐘人がおすすめしているので同じファンタジー作品として昇華していると考えられます。
「獣王と薬草」は知識とファンタジーの魅力を詰め込んだ作品である!
「獣王と薬草」がパクリと言われる理由には、過去の作品との共通点がいくつか見られることが理由でした。
具体的には、下記の作品です。
- 獣王と薬草
- 葬送のフリーレン
「獣王と薬草」がパクリと言われる主な理由は魔物の生体を詳しく掘り下げたり、異種族が心を通わす空気感が似ていると言われました。
しかし、ファンタジーの魅力と知識を詰め込むのが最近のファンタジー作品のトレンドであり、似ている傾向にあるようです。
過去作品の良い部分と、医学や薬学といったテーマを組み合わせて新たな作品を生み出していると考える事が出来ます。
「獣王と薬草」はクオリティの高い作品として『葬送のフリーレン』の山田鐘人が推薦しています。
バトルに全振りするだけではなく知識と戦略を使った頭脳戦を繰り広げるファンタジー漫画は今後の物語の展開と結末に期待が寄せられます。

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