韓国のSiren Pictures Incにて制作され、Netflixで2021年からシーズン1が配信された「イカゲーム」。
人生に追い詰められた人々がゲームに招待され、大金を懸けたデスゲームに挑むサスペンスドラマです。
2024年にはシーズン2、2025にはシーズン3が配信され、Netflixでは世界90カ国以上で1位を獲得しています。
しかし、一方で「イカゲームはパクリではないか?」という声がたびたび話題になります。
過去の心理サスペンスやサバイバル作品と似ているゲームや構成などで、議論が続いてきました。
この記事では、「イカゲーム」がパクリだと言われる理由やその作品について深堀りします。

- 「イカゲーム」がパクリと言われている理由を知りたい人
- 「イカゲーム」に似ていると言われる作品を知りたい人
- 『カイジ』 や 『神様の言うとおり』 との共通点が気になっている人
「イカゲーム」がパクリといわれる作品まとめ!
「イカゲーム」がパクリだと言われる作品は下記の通りです。
- 『カイジ』
- 『神様の言うとおり』
- 『賭ケグルイ』
これらの作品はいずれも日本を代表する心理サバイバル作品であり、高い評価を受けています。
ただし、こうした共通点の多くはジャンル特有の表現である場合も多く、「他作品の影響」や「オマージュ」として捉えられることも珍しくありません。
1つずつ順番に見ていきましょう。
本記事はネタバレを含む場合がありますので、ご注意ください。
「イカゲーム」が『カイジ』のパクリだと言われる理由3選
「イカゲーム」がパクリと言われる作品として、特に多く挙げられるのが『カイジ』です。
『カイジ』は福本伸行先生の大ヒットのシリーズ漫画で、追い詰められた人間の心理ギャンブルが描かれています。
実写映画では、藤原竜也(カイジ役)の振り切れた演技が話題を集め、大ヒット作になりました。

理由① 主人公の「ソン・ギフン」と「カイジ」がゲームに参加する理由が似ている
『カイジ』との類似点で特に指摘されることが多いのが、主人公がゲーム参加前に自堕落な生活を送っていたという点です。
「イカゲーム」の主人公ソン・ギフンは、高齢の母のお金でギャンブルを繰り返し、借金と依存症に苦しむ
怠惰な中年男性です。
現在の生活から脱して、離れて暮らす娘に誇れる父親になるため、ゲームに参加することを決意します。
一方、『カイジ』の主人公・カイジは、高校卒業後に上京したものの定職には就かず、酒やギャンブルに溺れ、
悪戯を繰り返すことで憂さを晴らしていました。
ある時、借金の保証人になっていた友人が逃げたことがきっかけで借金返済のためゲームに参加することになります。
どちらの作品も、主人公は最初自堕落な生活を過ごし、いい加減な人生を送っている点で共通しています。
さらに、一攫千金を手にして人生をやり直そうとする点も似ているといえます。
理由② 「ガラスの橋渡り」と「鉄骨渡り」ゲームが似ている
また、『カイジ』と落ちたら即死のゲームがある点で似ていると言われることがあります。
「イカゲーム」のガラスの橋渡りは、普通のガラスと強化ガラスがランダムに配置されている橋を渡り、
割れないガラスを見極めながらゴールを目指すサバイバルゲームです。
一方、『カイジ』の鉄骨渡りは、地上数十メートルに架けられた細い鉄骨を命綱なしで渡り切るゲームです。
2つのゲーム内容自体は単純ですが、落ちたら即死という極限状態のデスゲーム性が共通しています。
また、どちらも先に挑戦する参加者の方が情報を得られる代わりに死のリスクが高くなり、後半の参加者ほど有利になるという点も似ています。
理由③ デスゲームを観戦する「富裕層」が似ている
『カイジ』とはデスゲームを観戦する富裕層がいるという点でも似ていると言われます。
「イカゲーム」では動物の仮面を被ったVIPと呼ばれる海外の富裕層がゲームを観戦しています。
VIPは招待された部屋で、参加者の生存に賭けをして娯楽を得ています。
一方『カイジ』では、帝愛グループの富豪たちが、参加者の勝負を高みから眺めています。
どちらも、参加者たちの命は富裕層にとって娯楽のための道具にすぎないという点で似ています。
さらに、富裕層は安全な場所から参加者の極限状態を観るという構成が、社会格差を描かれていると評価されている点でも共通しています。
「イカゲーム」が『神さまの言うとおり』のパクリだと言われる理由2選
「イカゲーム」がパクリと言われる作品として、『神さまの言うとおり』も多く挙げられます。
『神さまの言うとおり』は、原作・金城宗幸、作画・藤村緋二によるデスゲーム漫画で、三池崇史監督によって映画化もされています。
高校生たちが「神の遊び」に巻き込まれ、生き残りをかけて競うストーリーです。

理由① 「だるまさんが転んだ」のゲームが同じ
『神さまの言うとおり』との類似点で特に指摘されることが多いのが、「だるまさんが転んだ」でゲームをする点です。
「イカゲーム」内の「だるまさんが転んだ」のゲームでは、日本でもおなじみのルールが用いられ、巨大な少女型のロボットが鬼役となり、振り返った瞬間に動いていた参加者は射殺されてしまいます。
制限時間内にゴールした参加者はゲームクリアとなります。
一方、『神さまの言うとおり』では、謎の巨大だるまが現れ、「だるまさんが転んだ」をしながら停止ボタンを押した者が勝者というルールです。
どちらも第1話に「だるまさんが転んだ」のゲームが登場し、生死を懸けた最初のゲームとして描かれている点で
共通しています。
また、ルールが呑み込めなかったり、逆らおうとする参加者が一掃されていく展開も似ています。
わかし「イカゲーム」の韓国語「ムグンファ コチ ピオッスムニダ」は
日本でも流行した言葉ですね。
理由② ゲームが「子どもの遊び」をモチーフにしている点が似てる
また、子どもの遊びに着想を得て、デスゲーム化している点でも似ていると言われることがあります。
「イカゲーム」では、だるまさんが転んだのほかにも、カルメ焼きの型抜きやビー玉遊びが登場します。
一方、『神さまの言うとおり』では、かごめかごめや綱引き、くじ引きなどをデスゲームの種目にし、
次々とゲームの参加者人数を減らしていきます。
どちらも馴染み深い子どもの遊びに着想を得て、デスゲームと融合させている点が似ていると指摘される
理由です。



韓国や日本を含むアジア圏に共通する子どもの遊びのようですね。
「イカゲーム」が『賭ケグルイ』のパクリだと言われる理由2選
「イカゲーム」が似ていると言われる作品として、『賭ケグルイ』も話題になります。
『賭ケグルイ』は、2014年から月刊ガンガンJOKERで連載中の大人気ギャンブル漫画で、アニメ化やドラマ・実写映画化もしています。
ギャンブルによって序列が決まる名門学校で、主人公・蛇喰夢子と周りの生徒たちの駆け引きを描いた学園ギャンブルストーリーとなっています。


理由① ルールで支配された人工的な「閉鎖空間」の仕組みが似てる
『賭ケグルイ』とは物語の舞台が閉鎖空間という点で似ています。
「イカゲーム」では、人生に絶望した参加者たちが物流倉庫のような場所に集められ、運営者が作ったルール世界の中でゲームをします。
一方、『賭ケグルイ』では、生徒会長である桃喰綺羅莉のもと、生徒同士のギャンブルの勝敗によって学園での階級が制定されていきます。
勝負に勝つと上流階級として過ごす富や栄誉を得られますが、負けた場合は多額の負債を抱え家畜に身を落としたり、
学園追放などの厳しい制裁が下されます。
どちらも、現実世界とは隔離された閉鎖空間で行われるため、内部のルールに従わぜるを得ないという点で
共通しています。



『賭ケグルイ』での勝負の負けは人権や人生の崩壊を表していますね。
理由② ゲームを通して「人間の内側」が露わになる点が似ている
『賭ケグルイ』との類似点で特に指摘されることが多いのが、差し迫った人間心理を描く点です。
「イカゲーム」では、獲得賞金が増えていく度に欲望が優先され、参加者同士で助け合う姿が減っていきます。
主人公ソン・ギフンは幼馴染から裏切られ、死への恐怖を感じるようになりました。
そんな欲望が渦巻く中で、参加者達は人間性が剝き出しになっていきます。
一方、『賭ケグルイ』では、主人公・蛇喰夢子はイカサマを見破ったり、言葉巧みに相手を誘導したりすることに
長けています。
自身が極限状態になるほど快楽を感じるキャラクターなため、勝負相手をわざと優位に立たせ、ゲームを展開させる
こともあります。
どちらも、勝負の過程を通じて、極限状態の脆さや欲望など人間の本性を描いている点で共通しています。
また、ゲーム内で参加者同士が心理的駆け引きをする点でもよく似ています。
「イカゲーム」の制作会社のSiren Pictures Incは韓国
「イカゲーム」はSiren Pictures Incが制作し、Gulliver StudiosがVFX(実写映像とCGを融合させる映像技術)を行っています。
Siren Pictures Incは映像制作会社で、世界に通用する映像コンテンツをの制作を行っています。
Gulliver Studiosは「イカゲーム」のVFXが評価され、エミー賞視覚効果部門において、アジア初となる受賞を果たしました。
このSiren Pictures IncとはGulliver Studiosはどちらも韓国の企業です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Siren Pictures Inc |
| 国 | 韓国 |
| 設立日 | 2011年 |
| 主な制作・関連作品 | 映画「Beautiful Vampire」、映画「The Fortress」 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Gulliver Studios |
| 国 | 韓国 |
| 設立日 | 2019年 |
| 主な制作・関連作品 | 映画「ソウルの春」、映画「破墓」 |
「イカゲーム」がパクリと言われることに対するSNSの反応
「イカゲーム」については、SNSでもさまざまな意見が投稿されています。



韓国版の『カイジ』という声がありますね。



他の人気な作品のいいとこどりをしたようにも見えますね。
「イカゲーム」はパクリと言われるが世界的ヒット作である!
「イカゲーム」がパクリと言われる理由には、過去の作品との共通点がいくつか見られることが理由でした。
具体的には、下記の作品です。
- 『カイジ』
- 『神様の言うとおり』
- 『賭ケグルイ』
主人公の動機やゲーム内容、作品の構成などが似ていると指摘されています。
心理サスペンスやサバイバル作品は類似の展開パターンも多いので、似た作品が多いとも言えるのかもしれません。
2025年に「イカゲーム」はシーズン3がNetflixで配信され、複数シーズンを通しても人気は衰えず注目されています。

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