第1部「公安編」が週刊少年ジャンプで、第2部「学園編」が少年ジャンプ+で2018年から2026年まで連載されていた「チェンソーマン」。
チェンソーの悪魔の力と融合した少年が、デビルハンターとして戦う物語です。
2022年にはアニメ化、2025年には「レゼ篇」が映画化され、興行収入は100億円を突破しました。
しかし、一方で「チェンソーマンはパクリではないか?」という声がたびたび話題になります。
キャラクターの設定、特徴的なシーンの演出や作風などで、議論が続いてきました。
この記事では、「チェンソーマン」がパクリだと言われる理由やその作品について深堀りします。

- 「チェンソーマン」がパクリと言われている理由を知りたい人
- 「チェンソーマン」に似ていると言われる作品を知りたい人
- 『アバラ』や 『フリクリ』 との共通点が気になっている人
「チェンソーマン」がパクリといわれる作品まとめ!
「チェンソーマン」がパクリだと言われる作品は下記の通りです。
- 『アバラ』
- 『フリクリ』
- 『ドロヘドロ』
これらの作品はいずれも人気SF作品であり、高い評価を受けています。
ただし、こうした共通点の多くはジャンル特有の表現である場合も多く、「他作品の影響」や「オマージュ」として捉えられることも珍しくありません。
1つずつ順番に見ていきましょう。
本記事はネタバレを含む場合がありますので、ご注意ください。
「チェンソーマン」が『アバラ』のパクリだと言われる理由3選
「チェンソーマン」がパクリと言われる作品として、特に多く挙げられるのが『アバラ』です。
謎の生命体「奇居子(ガウナ)」が潜む世界で、謎の力を宿す駆動電次が自らも異形へ変貌しながら戦いに身を投じる物語です。
独特なSF世界観を描く漫画家弐瓶勉先生によって描かれています。

理由① 主人公の名前が「デンジ」と「電次」で同じ
『アバラ』との類似点で特に指摘されることが多いのが、主人公の名前です。
「チェンソーマン」の主人公は、死んだ父の遺した借金を返すため悪魔を駆除する「デビルハンター」となるデンジ。
一方、『アバラ』の主人公は、黒奇居子化できる力を備え、敵である白奇居に対抗する駆藤電次(くどう でんじ)。
カタカナと漢字で違うものの、読み方は同じ「でんじ」です。
また、どちらの作品でも主人公が人ならざる力を手にし、異形の姿となって戦う点でも共通しています。
ただし、「チェンソーマン」のデンジは人間味をもって素直な少年であることに対し、『アバラ』の電次は寡黙で控えめです。
電次は態度や行動で意思を示すタイプで、性格は大きく違っています。
わかし実際に、「チェンソーマン」の作者藤本タツキ先生は、
『アバラ』の作者弐瓶勉先生のファンだと公言しています。
理由② 悪魔化した「デンジ」と「奇居子」の見た目が似ている
また、『アバラ』とはキャラクターの見た目という点でも似ていると言われます。
「チェンソーマン」のデンジはチェーンソーの悪魔であるポチタと融合し、頭部からチェーンソーの刀が突き出した造形で敵と戦う姿が描かれています。
一方、『アバラ』の奇居子は謎の生命体として、あらゆる物質を取り込み、その姿を再現する力を持っています。
見た目は硬い外骨格に覆われ、骨が鋭く突出しています。
どちらの作品でも、敵と戦う際、身体そのものが武器へと変質しています。
「チェンソーマン」ではデンジのほかにも、頭部と両腕から日本刀が出現するサムライソードや、頭部が爆弾になっているボムなど武器人間になるキャラクターが描かれています。
特に、「チェンソーマン」の後半で描かれるチェンソーの悪魔の姿は、『アバラ』の黒奇居子と似ているといわれています。



どちらも見ていて痛々しくなる描写ですね
理由③ 主人公の周りの女性キャラ「マキマ」と「タドミホ」が似てる
主人公の周りにいる女性のキャラクターも似ています。
「チェーンソーマン」のヒロイン枠で登場するマキマは、デンジを公安のデビルハンターにスカウトし、上司という立場でデンジを監視しています。
デンジの気持ちや周りの部下を駒のように動かし、必要であれば非道もこなすこともあります。
一方、『アバラ』のタドミホは、権眼寮最高責任者の娘の検眼使という立場でありながら、検眼寮を脱走した電次の潜伏先を知りながらそれを隠蔽します。
仲間を思いやり、敵に襲われた市民を本気で心配する優しい姿が描写されています。
「マキマ」と「タドミホ」の性格は異なりますが、どちらも目的のためには手段を厭わない点で共通しています。
他にも、力を持ちながら組織に主導権を握られている立場のキャラとして、「チェーンソーマン」のパワーと『アバラ』の阿由多・那由多も似ています。
「チェンソーマン」が『フリクリ』のパクリだと言われる理由2選
「チェンソーマン」がパクリと言われる作品として、『フリクリ』も多く挙げられます。
『フリクリ』は2000年に制作された全6話のOVAで鶴巻和哉監督の初監督作品として知られ、破天荒な映像作品と青春の混乱を描き、海外でも人気を誇っています。


理由① 主人公「デンジ」と「ナオ太」の設定が似ている
『フリクリ』との類似点で特に指摘されることが多いのが、主人公の設定です。
「チェンソーマン」において、主人公デンジには母親がいないことが本人の口から明言されています。
『フリクリ』の主人公ナオ太は兄の不在が特に強調されていますが、母親がいません。
そして恋愛対象のヒロインが主人公よりも歳上の成人女性であることも共通しています。
二人とも年上の女性に恋をし、その想いの中に母性を求めていると感じる読者も多いのではないでしょうか。



ラストに向けヒロインと衝突する点でも共通していますね。
理由② 煙草に文字が書かれる演出が似ている
また、『フリクリ』とは煙草に文字が書かれているシーンが似ていると言われました。
「チェンソーマン」では宿敵・沢渡アカネとサムライソードとの激闘の中で姫野はアキを救うため、幽霊の悪魔に「自分の全てをあげるから全部を使わせて」と契約してこの世から消滅してしまいます。
この世から消滅してしまった彼女が最後に遺したのは「Easy revenge!」と書かれた1本のタバコでした。
一方、『フリクリ』ではマミ美が吸っている煙草に手書きで「NEVER KNOWS BEST」と書かれています。
チェンソーマンの姫野が自身の全てを幽霊の悪魔に差し出してアキだけでも守ろうとした行動は読者にも特に印象的な場面でした。



「Easy revenge!」は気楽に復讐を!
「NEVER KNOWS BEST」はベストな方法は誰も知らないよ
という意味のようです。
「チェンソーマン」が『ドロヘドロ』のパクリだと言われる理由2選
チェンソーマンが似ていると言われる作品として、『ドロヘドロ』も話題になります。
『ドロヘドロ』は林田球先生の作品で、魔法によって頭を爬虫類に変えられた記憶喪失の主人公が顔と記憶を取り戻す姿を描いた物語です。


理由① 「パワー」と「ニカイドウ」の見た目が似ている
「チェンソーマン」では主人公のバディとして、2本の角が生えた血の魔人のパワーが登場します。
一方、『ドロヘドロ』ではヒロインであるニカイドウが魔力を高めるために悪魔試験用の修行を行いますが、「悪魔化」が進むと角が生えてきます。
さらに角に加えて尻尾が生え、性格はポジティブになり行動も暴力的になります。
パワーも好戦的で強気なキャラクターなため、見た目だけでなく性格面でも似ていると指摘されています。
理由② グロテスクな中にユーモアがある作風が似ている
「チェンソーマン」と『ドロヘドロ』が似ているといわれるポイントの1つとしてグロテスクな世界観の中にユーモアが同居している作風が挙げられます。
暴力的な作品はシリアスになる傾向がありますが、両作品はそこにキャラのユーモラスさや軽さが加わっています。
「チェンソーマン」では過酷な状況の中で主人公デンジの俗っぽい欲望を言ったり、アキとパワーとデンジのどたばたな3人暮らしの生活が描かれています。
一方、『ドロヘドロ』では、惨殺シーンの直後に食事や日常的な会話が描かれて緊張感をほぐしてくれます。
どちらも緩急のバランスをうまく取り入れている点で共通しているといえます。
「チェンソーマン」がパクリと言われることに対するSNSの反応
「チェンソーマン」については、SNSでもさまざまな意見が投稿されています。



オマージュかパクりかという声がありますね



いろいろな作品が混ぜ合わさっているという意見も多かったです
「チェンソーマン」はパクリと言われるが名作である!
「チェンソーマン」がパクリと言われる理由には、過去の作品との共通点がいくつか見られることが理由でした。
具体的には、下記の作品です。
- 『アバラ』
- 『フリクリ』
- 『ドロヘドロ』
キャラクターの設定、特徴的なシーンの演出や作風などが似ていると指摘されています。
しかし、独特な世界観を設定としているので、過去の作品から影響を受けているかもしれません。
作者である藤本タツキ先生も、自身で「パクりみたいな」と公言しており、他の作品へのリスペクトがあることが感じられます。
多くのファンに指示され、海外でも高い評価を集める藤本タツキ先生の人気はうなぎ登りです!

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