KOTAKAE CREATEにより開発、2023年に配信された「8番出口」。
プレイヤーが駅の地下通路内の異変を見つけながら8番出口を目指すウォーキングシミュレーター・ホラーゲームです。
配信されると瞬く間にTikTok等のSNSで話題になり、2025年には二宮和也主演で映画化されました。
しかし、一方で「8番出口はパクリではないか?」という声がたびたび話題になります。
開発者のKOTAKE CREATEがゲームシステムの開発時に過去のゲーム作品を参考にしたとして公言しており、所々に似た点が見られます。
この記事では、「8番出口」がパクリだと言われる理由やその作品について深堀りします。

- 「8番出口」がパクリと言われている理由を知りたい人
- 「8番出口」に似ていると言われる作品を知りたい人
- 『I’m on Observation Duty』や 『P.T.』 との共通点が気になっている人
「8番出口」がパクリといわれる理由
「8番出口」がパクリだと言われる作品は下記の通りです。
- I’m on Observation Duty
- P.T.
- Twelve Minutes
- The Backrooms
これらの作品はいずれも世界でも人気ゲームであり、高い評価を受けています。
ただし、こうした共通点の多くはジャンル特有の表現である場合も多く、「他作品の影響」や「オマージュ」として捉えられることも珍しくありません。
1つずつ順番に見ていきましょう。
本記事はネタバレを含む場合がありますので、ご注意ください。
理由① 『I’m on Observation Duty』に似ている
「8番出口」がパクリと言われる作品として、『I’m on Observation Duty』が多く挙げられます。
『I’m on Observation Duty』はNotoviaが2018年に開発したホラーゲームです。
プレイヤーは夜間警備員となり監視カメラの映像から間違いを探します。

『I’m on Observation Duty』との類似点で指摘されるのが、異変を見つけるというゲームの基本コンセプトです。
「8番出口」では出口を目指して進む中で異変があれば引き返し、何も無ければそのまま前進しますという内容がメインです。
一方、『I’m on Observation Duty』は監視カメラの映像を切り替えながら異変があれば報告するシステムです。
いつもと違う部分を探す、異変を見つけるというゲームの根本的なシステムが似ています。
直感に従って間違いを見つける(報告)するハラハラする恐怖感が似ていると言われる理由です。
「8番出口」の開発者は『I’m on Observation Duty』から強い影響を受けたと公言しており、間違い探しホラーというジャンルを日本版に取り入れたのではないでしょうか。
わかし目を凝らして観察するシンプルかつスリリングなゲームです。
理由② 『P.T.』に似ている
「8番出口」がパクリと言われる作品として『P.T.』も挙げられます。
『P.T.』は小島プロダクションが開発し2014年に配信された、洋館の謎の現象の謎を解き明かすホラーゲームです。
『P.T.』とは同じ空間を周り続ける演出が似ています。
「8番出口」は地下鉄の通路を何度も進み、正しい出口に探していく内容です。
一方、『P.T.』は幽霊の住む洋館の廊下をドアをくぐる度に何度も繰り返し謎を解明していきます。
どちらも終わりのない同じ空間をぐるぐると周回するという構造が共通点です。
また、プレイヤーは第三者の客観的視点では無く、一人称視点を採用しています。
びっくり系のホラーではなく、不気味な雰囲気の中で進むゲーム進行が似ていると感じる点です。



『P.T.』は1年で配信停止されましたが、今なお語られる伝説的なホラーゲームです。
理由③ 『Twelve Minutes』に似ている
また、「8番出口」のパクリと言われる作品として『Twelve Minutes』も挙げられます。
『Twelve Minutes』はルイス・アントニオが開発し2021年にリリースされたゲームで、アパートの1室で起きる12分間の出来事をタイムリープしながら謎解きしていきます。


『TWELVE MINUTES』とはタイムリープする世界観がよく似ています。
「8番出口」は同じ地下通路を繰り返し進むことで、いずれは正解の道にたどり着くことが出来るゲームです。
一方、『TWELVE MINUTES』はアパートの1室で起こる出来事を何度もタイムリープしながら謎を解いていくゲームです。
どちらも同じ景色が繰り返される空間に閉じ込められ、ループを繰り返す点が似ています。
また、狭く限られたゲーム舞台で操作もシンプルであることも共通しています。
両作品ともに前回との記憶や観察力を頼りに脱出(または解決)の手がかりを探していくという感覚が同じです。



『TWELVE MINUTES』はタイムリープを繰り返し増えていく情報を元に解決へのヒントを得ます。
「8番出口」は観察力と記憶力を頼りに選択を迫られます。
理由④ 『The Backrooms』に似ている
「8番出口」がパクリと言われる作品に『The Backrooms』も挙げられます。
『The Backrooms』は2019年に匿名で4chスレッドに投稿されたインターネット都市伝説です。


『The Backrooms』とはシンプルな舞台にプレイヤーだけが存在している点が共通しています。
「8番出口」の舞台である地下通路は白いタイルと天井の蛍光灯が並び、黄色い8番の看板が特徴です。
一方、『The Backrooms』の舞台は黄色い壁紙と天井にライトがあるだけのシンプルなオフィス空間です。
物が置かれていない最小限の場所に閉じ込められている、人気が全く無い所に自分だけが存在するという空気感が似ています。
どちらも終わりの見えない空間が無限に続いているような感覚に陥る点が共通点です。
白と黄色の視覚的な共通点と、広い空間に1人だけ存在している孤立した雰囲気が似ていると言われています。



『The Backrooms』の舞台のオフィスは見渡す限り何も無い空間で「8番出口」は駅の中で進路だけが目の前に広がります。
「8番出口」がパクリと言われることに対するSNSの反応
「8番出口」については、SNSでもさまざまな意見が投稿されています。



インスピレーションを得て独自性を出すことで作品の発展になると感じる人がいます。



開発者のKOTAKE CREATEも『I’m on Observation Duty』をベースにしたとXに投稿しています。
「8番出口」はパクリと言われるが新たな脱出ホラーゲームである!
「8番出口」がパクリと言われる理由には、過去の作品との共通点がいくつか見られることが理由でした。
具体的には、下記の作品です。
- I’m on Observation Duty
- P.T.
- Twelve Minutes
- The Backrooms
異変を探し出すシステムや、終わりのない空間をループする世界観が過去の作品と類似していることが挙げられました。
しかし、ループものや間違い探しホラーのジャンルにはよく見られる表現方法であり、開発者が影響を受けていると公言していることから独自の形に昇華した作品ともいえます。
日本の駅の地下通路を舞台に普段使っている場所にホラーを落とし込み大ヒットした「8番出口」はシンプルな操作で新しい脱出ホラーゲームを生み出したと言えます。
これからもKOTAKE CREATEの新たなゲームの開発に期待です。

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